<薄型テレビ>買い時? 10万円台、地デジ対応…
10万円台の商品が続々登場し、値ごろ感が出てきた薄型テレビの年末商戦。今月から全都道府県庁所在地で地上デジタル放送(地デジ)が視聴可能になり、店頭に並ぶ薄型テレビも大半が地デジ対応機だ。果たして今は買い時なのか。薄型テレビの売れ筋商品や買うタイミング、購入時の選び方をまとめた。【中村美奈子、高橋昌紀】
◇「フルスペック」にこだわりたい
「感動には色がある」「特等席を、あなたに」――大手家電量販店・ビックカメラ有楽町店(東京)の売り場には、100台以上の薄型テレビと各メーカーの宣伝文句が並ぶ。冬のボーナス商戦の主役だ。29型のブラウン管テレビを買い替えに来た東京都文京区の自営業、小沢誠さん(43)は「実物を見たら、やっぱりきれいな方が欲しくなって」とフルスペックハイビジョンの37型液晶を購入。「それでも覚悟していた値段より数万円安く済んだ」と喜んだ。
フルスペックハイビジョンとは、画素数がハイビジョンの約2倍あり、さらに高精細で美しく画像を映せる機能。対応する薄型テレビは今年、20万~30万円台の中級機まで広がった。同店主任の矢島純一さん(23)は「フルスペックにはこだわった方がいい。デジタル放送時代にはやはり、画質が一番です」と勧める。
◇売れ筋は32型
ただ、国内の家電店頭市場の約4割をカバーする民間調査会社BCNによると、今冬の売れ筋上位は、1~2世代前の32型以下・10万円台の液晶が占める。メーカーの主力商品は高機能の40~50型に移っているが、消費者の財布のひもは固いようだ。
◇値段的には「買い時」?
値段的には「買い時」なのか。専門家は、国内大手の32型以下はもうあまり安くならず、来年以降は40型以上の大画面が値下がりする――とみる。ただし、安さに飛びつくのは要注意。専門家は「価格と画質は比例する」と指摘する。
デジタル・メディア評論家の麻倉怜士さんは、「1インチ2000円のものは1インチ1万円の画質の2割と考えた方がいい。今は買い時ではあるが、性能向上はアナログ放送が終わる2011年まで続き、高い価格帯に反映される。安い液晶は、ブラウン管より画質は劣る。最新の廉価製品を買うより、1世代前の上級機を安く買う方が、はるかに画質がいい」と話す。
また、色の表現など数値に表れない技術の差や、見る側の画質の好みもある。このため、専門家も「買う前には必ず売り場に行き、自分の目で見ること」を勧める。
その際、判断材料になるのは、自分の視聴時間帯や見たいコンテンツだ。売り場の明るさを家と比べ、よく見る番組や好きなDVDなどを映してもらえばいい。
ちなみに、現在の売れ筋は32型だが、ヤマダ電機テックランド足立店家電フロア長、鈴木両青さん(25)の今冬のお勧めは割安感の出てきた37型。店頭価格20万円台はハイビジョンだが、30万円台ならフルスペックに。40万円台なら更に録画できるハードディスクなどの機能も付く。セールなら、ここから数万円は安くなる。
店に行く前に、自分の視聴スタイルの点検を、お忘れなく。<以下略>
個人的に、地デジ正式移行まで、価格にそんなに変動はないだろうと思っていたので、本気で40インチ付近の薄型TVの購入を考えていたのですが、もう少し待った方が良さそうですね。
で、地デジ移行ぎりぎりに、型落ちになって価格が落ちたものを購入する方が良さそうですね。
記事中にもあるように
「1世代前の上級機を安く買う方」が得という訳ですね。
ただ、やっぱり、薄くて場所をとらないですし、サイズも大きく観やすいので魅力なんですよね(^^;)
TVはあまり観ないのですが、映画はよく観るので、欲しいんですが・・・
この魅力にどこまで我慢ができるか・・・それが一番の問題ですねw
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